山口県母性衛生学会・会長
杉野 法広
山口大学大学院医学系研究科産科婦人科学講座・教授

本学会の使命は、母子の健康を守り、安心して出産・育児ができる環境を整えることです。医療や看護の現場での経験を共有し、最新の知見や技術を学ぶことで、地域に根ざした母子医療の発展に貢献できればと考えております。
山口県母性衛生学会は、1984年に、産婦人科の山口大学名誉教授の故・鳥越 正先生と、助産師である前参議院議員の南野 知惠子先生が尽力されて設立されました。私たちは、ひとが妊娠、出産、育児を経験するなかで、健全な母子関係を育てることができるように手助けをする役割を担っています。このことは、責任重大であると同時に大きな喜びでもあります。本学会の特徴として、会員は、産婦人科医や助産師・看護師だけでなく、保健師、栄養士、行政担当者、小児科医、といった多くの職種の会員を擁しています。つまり、様々な視点から、母子の健康を守ることができます。これからも地域の皆様、医療従事者の皆様と連携を深めながら、山口県全体の母子保健・医療の質の向上を目指して参ります。
山口県母性衛生学会は、今後も、これまで以上に、母子保健の向上のために役割を果たしていけるものと確信しています。引き続き、山口県母性衛生学会へのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
山口県母性衛生学会沿革
1984年7月1日
山口県母性衛生学会 設立
第1回山口県母性衛生学会総会および学術講演会開催(以後、年1回開催)
1985年
山口県母性衛生学会会誌 創刊
1993年7月4日
第10回山口県母性衛生学会総会および学術講演会開催(吉敷郡小郡町JAビル)
2003年7月6日
第20回山口県母性衛生学会総会および学術講演会開催(山口県総合保健会館)
2013年6月16日
第30回山口県母性衛生学会総会および山口県母性衛生学会30周年記念学術講演会開催
(山口県総合保健会館)
メインテーマ「母と子のすこやかな未来のために」
2023年7月23日
第40回山口県母性衛生学会総会および山口県母性衛生学会40周年記念学術講演会開催
(山口市産業交流拠点施設KDDI維新ホール)
メインテーマ「つながろう~安心して産み育てる社会をめざして~」
2025年3月
山口県母性衛生学会ホームページ開設
歴代会長(就任年月日)
鳥越 正 山口大学医学部産科婦人科学教授(1984年7月1日)
加藤 紘 山口大学医学部産科婦人科学教授(1988年7月3日)
杉野 法広 山口大学医学部産科婦人科学教授(2003年7月6日)